春期講習-補足

ここでは、春期講習・開講準備必修講座について一般的なアドバイスする。あくまで参考程度に。

はじめに
  • 入試まであとおよそ1年というところに来た。一般的に、受験勉強の流れは「基礎固め(最も大切)→応用力養成→過去問」であるため、どの科目も夏までに最低限基礎固めを完成(苦手を克服)させるのが当面の目標となる。
  • 春期講習は通期授業の下準備または体験の位置付けをとる講座が多い。初めての人は駿台の雰囲気や、講習の負担度の凄まじさなどを知るために講座を取ってみるのを推奨。
    • 講習は通期と違い4日間連続で怒涛のごとく進む。受けるなら予習の段階からかなりの気合いで取り組むべき。
    • 初日までに4日分の予習を終えておくのが基本。授業が始まると毎日授業3〜4hに加え、翌日に向けてその日の復習1〜2hと予習の再確認0〜1hに追われる。
    • 授業期間中は、他の科目に学習時間が割きづらくなる。重要科目は毎日やる、その他科目は4日間ローテで回す、やらない科目を作るなど、各自計画を工夫すべし。
  • 適切な講座(というより講師)で受ければ、講習から得られるものは非常に大きい。特に現役生にとって、この時期の講習は1年間の下準備として大きな役割を果たす。
    • 高3の春期講習からは、駿台のトップ講師陣も多く担当する。現役生は今後イベント等にも積極的に参加し、自分に合った良い授業をする先生を見つけておくと良い。今後の講座選びの参考にできる。(=情報収集)
    • 自身の学習観を改め、勉強方法や努力量、勉強の方向性やその目標を正すことができる。講習のしんどさから、受験生としての努力量の水準を体感できる。また通期で取れない科目にフォローを入れておく事もできる。
    • 浪人生として4月からスーパークラスに入る人は、全ての科目で中~上位水準の授業を受けることになるので、極端に苦手な科目があると少々辛い。この講習で先取りしたり、苦手克服を図ったりするのも一考。
  • 受講数は、各自の勉強の進捗具合や取る講座の負担度、開講時期などにもよるが、計0~4講座くらいが妥当か。前期開講以後に講習の復習時間は取りづらいので、春期の間に復習をしっかりやると良い。1期間に1講座(駿台の講習受講の基本)で予習・特に復習をしっかりやる。これで春は十分過ぎるくらい。
  • 春期はテキストや映像を長い間使いまわしている講座が殆どなので、現役時も在籍していた浪人生は注意。


春期講習では「センター対策講座」「分野・レベル別講座」という明確な区分はないが、以後の講習と同様に分けて捉えておくと良いだろう。

センター対策講座
  • 夏期講習・冬期講習に比べると設置科目数が少なく、現代文・古文・漢文・地理のみ。
  • 基本的に『センター対策講座』はセンター特化の内容だが、基礎学力の養成をしっかりやってもらえる。問題もそれほどややこしくないので授業について行きやすい。
  • 通年で国語や社会を受講しないつもりの現役生は、春の内にセンター対策講座を検討すると良いだろう。夏の講習では『現代文特講』など、もう少しハイレベルな対策を検討したくなるのではないか。
  • 先にセンター対策をすることによって、後々の学習に悪影響が出てくる可能性のある科目がある。
    • センターと二次の対策の方向性が同一直線上にのる科目は、先にマーク対策をやっても弊害はないと言える。但し大前提として、解答根拠や思考過程を重んじる姿勢は身につけておきたい。(直感で選ばない!)
    • 例えば、国語は本質的には「根拠を拾って、書くor選ぶ」だけであり、生物や社会なども「知識の有無や理解度を、書くor選ぶことによって示す」だけである。自分の力で書く方が良いが、大前提の姿勢さえあれば、マークで対策しても重要な知識や考え方などは吸収できる。
    • 一方、理系科目は「式を立て、1行ずつ式を動かして考察する」のが基礎基本である。この思考過程が軽視される恐れがあるので、初〜中級者は先にマーク対策するのはオススメしない。

分野・レベル別講座
  • 入試は総合点勝負である。従って秋頃からは、総合点を最大化させる戦略を取る必要がある。
    • 全科目完璧にするのが理想だが、なかなかそうはいかない。現実的にはある時期(大体秋頃)から、「残りの期間でどの科目にどれくらい注力するのか」を逆算的に考え、戦略的な配分で勉強していく必要が出てくる。「最も重要な決定とは、何をするかではなく、何をしないかを決めることだ(by Steve Jobs)」
    • 全ての科目のうち、得意科目を伸ばすのか、得意じゃないものを得意にするのか、克服しきれなかった苦手を潰すのか、時間の配分をつける。各科目で、過去問を優先するのか、使用済み教材の復習をするのか、センター対策をするのか、配分に従って計画を立てる。
  • その戦略を立てるためには、夏までに全ての科目について、最低限基礎固め(苦手克服)が完成しているのが望ましい。また、いくつかの科目については、ある程度応用力の養成ができている状態が望ましい。基礎固めにはかなりの時間が掛かるので、取り掛かる時期は早いほど良い。
  • 現浪問わず、通期でのスーパーコースでの受講に不安があるなら、『入試〇〇のスタート』や『(高卒)ハイレベル〇〇』などの基礎講座を受講して4月への準備をすると良いだろう。自分の根本を見直す良い機会かもしれない。伸び悩んでる理由や意外な弱点が発見できる可能性が高い。
  • 逆に基礎が十分なら、少しハイレベルめの講座を検討すると良い。春段階で基礎を確認しつつ先の指針を示してもらえ、他の人を圧倒できる実力を早いうちに身につけられる。後の計画にゆとりが生まれ、不測の事態に対処できる可能性(flexibility)を広げておける。
  • 特に「桜咲いたら駿台生♪」という高卒生は燃え尽きたばっかりで勉強に身が入らないかもしれないが、なるべく早く切り替えたいところ。自分を見つめ直す時間もかなり重要だが、ブランクが長過ぎると現役時代に身に付けたこと(経験、感覚etc.)が頭の中から吹っ飛び、再起を掛けた浪人生活のスタートダッシュが失敗である。自分だけでは怠けてしまうなら、駿台を利用するのも一考。

  • 最終更新:2017-07-28 19:20:18

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