夏期講習-現代文


概説

  • 自習しづらい科目なので1講座検討する人が多い。
  • 主な講座の特徴としては、『夏のセンター現代文』ではマーク問題を、『現代文特講』はマークと記述の両方を、『大学別現代文』では記述問題を扱う。
  • 科目特性から、冬期・直前では慣れたやり方の先生を選ぶべき。これを踏まえてか、夏も担当講師にこだわる人が多い。

センター対策講座

夏のセンター現代文
  • 読解法と解答法を確認しつつセンター対策を行う講座。
    • テキストは2題(評論と小説)、テストは3回(1回目は評論1題、2回目は小説1題、3回目は評論と小説1題ずつ)であり、全て創作問題である。
    • 中野先生を筆頭に多くの講師は、センター特化の方法論体系を4日間で一通り語り尽くすため、学習内容的には夏と冬のどちらかだけでも概ね十分。
    • 浪人生は通期の『現代文(センター対策)』と指導事項が共通するので新出事項はない。見込める受講効果は方法論の再確認や演習経験の追加(教養の足し)など。
  • 夏段階では、入試で記述ありの人は『特講』や『大学別対策講座』なども検討すると良い。
    • 記述の方が自分で言語表現する分、一つ一つの言葉の捉え方やその運用の仕方にまで意識が回るので、国語力(読解法や解答法以前の基礎力)がつきやすい。
    • 先に記述の勉強をやっとくと、「書くように選ぶ」というセンター現代文の基本解法も習得しやすくなる。また、通期以上に難問対策や志望校対策に集中できる。
    • どの講座も読解法と解答法を一から確認するため講義内容の大部分が共通する。実質的な相違点はマーク問題と記述問題の配分(及び教材のレベル)にあり、主に解答法の説明に現れる。
  • 大体、中野先生(全国の駿台の全講座中、最速で埋まってしまうらしい)、池上先生、松本先生、小泉先生の順にすぐ締め切る。


二次・私大対策講座

現代文特講
  • 客観的速読法と論理的解答法を確認しつつ、これらをベースに難問研究・対策を行う講座。制限時間も意識する。テキスト作成者は多分、中野先生。
    • 一言で言うと難しくなった『現代文読解研究』。素材文自体の内容・論理構造ともにやや難解で、解答プロセスもやや複雑、記述問題では高得点を追求する。
    • テキストの設問形式は様々だが、記述とマークが殆どである。大学別講座やセンター対策講座と違い、両方の解答法が確認できる意味では一挙両得か。
    • 但し、記述もマークも統一的な方針で攻略する。また、難問題の特徴を掴み、現代文の本質的な学力像に迫る。現代文の学力の伸ばしかたを明確に理解した上で、今後の演習に入っていくのが目標である。
  • テキストは、二次型評論、私大型評論(早大法)、センター型小説、二次型随想の計4題の講義教材に加え、補充問題1題、その他付録の構成。また、授業でテスト2題を扱う。
    • 付録には基本キーワード120と復習用自習問題10題及びその解答が記されている。2016年に付録が全部削除され、2017年より基本キーワード120のみが復活。
    • テストは二次型評論とセンター型評論(中野先生曰くセンター追試以上のレベル)を扱う。つまり、授業では評論を中心に全ジャンル、計6〜7題の解説が行われる。
    • 自習問題の解説はさっぱりし過ぎなので、演習量は後期教材など他で補うと良いかもしれない。
  • 受講者は大体、文系の人全般。理系では京大志望者や、京大も視野に入れた阪大志望者などの受講者が多い。
    • 講座のレベルが高いため苦手な人は注意して検討しよう。但し、国語や英語などの文章読解系の講座は、数学などに比べると幾らか背伸びしやすい。
    • 数学などと違い予習で手も足も出ないということはあり得ず、辞書や参考書をフル活用してじっくり準備すれば、苦手でもきちんと授業内容をモノにできる。
    • 授業内容の習得こそが最も重要なので、そこに支障が出ないよう、文章をしっかり読み込み、できる限り理解しておくこと。苦手な人ほど、時間を計って自力で演習するだけで予習を終わらせないこと。
  • 中野先生、池上先生、高見先生など人気・実力共に高い講師が担当している。
  • 中野先生がやはり人気で得られるものは非常に大きいが、口頭説明(言葉の抽象度がやや高め)の多さと問題自体の難度の高さが相まってか、特に解答法の講義で理解不十分となる人が少数ながらいる模様。

現代文のルール
  • 現代文読解の基礎講座。「超」が付くほど苦手な人向け。
  • 高見先生曰く、「(高卒校内生に対して)夏にこのレベルやったらあかんねんで(笑)」。

ハイレベル現代文読解
  • 『国公立大現代文』の夏期版。


大学別講座

夏の東大現代文
  • テキスト作成者は中野先生。
  • 基本的に2日目と4日目にテストが行われる。
  • 関西は東大志望者が少ないため、中野先生担当であっても空席が少しある。
  • 映像の『東大現代文』は全くの別物。指導方針、教材作成の理念など全てが異なる。

京大現代文
  • テキスト作成者は松本先生。
  • 松本先生と川戸先生が担当している。
  • 創作問題が中心だが過去問もある。テストも2回実施する。

一橋大現代文(夏期演習編)
  • 福岡校にのみ設置されている。

名大国語
  • 名古屋校にのみ設置されている。
  • 現代文、古文、漢文を一括で現代文を2日、古文と漢文は各1日でやる。現代文のみの受講も可。校内生は割引料金で、名大コースの人は無料。

名大現代文
  • 名古屋校にのみ設置されている。
  • 担当は河田先生。
  • 『名大国語』を取れば『古文』『漢文』を一括受講することができるが、古文漢文のみを単独受講することはできない。

大阪市大現代文
  • 2日間講座。
  • 北岡先生が担当。

早大現代文
  • テキスト作成者は霜先生(関東の先生)。
  • 早大と言いながらも他の大学も扱う。

関関同立現代文
  • 関関同立対策。

私大現代文(GMARCHへの現代文)
  • 福岡校にのみ設置されている。


映像講座

現代文 読解の応用講義
  • 中野先生の映像講座。客観的速読法(ヨミカタ)と論理的解答法(トキカタ)を体系的かつ実戦的に学ぶ講座。
  • テキストは授業問題6題と補題1題からなり、評論、小説、随想の全ジャンルを扱う。「難問を通して基礎の大切さを知る」という趣旨の講座である。
    • 第1問、第2問は評論。第2問は早稲田大学法学部の特に難しい年の問題。早大は記号問題が難しくて有名。
    • 第3問はセンター型予想問題の小説。第4問は東大型予想問題の随想。第5問は東大過去問の評論。第6問は京大型予想問題の随想。補題はセンター過去問の評論。
    • 付録の【客観的速読のための読解法一覧】は授業内で繰り返し参照にする。予めコピーを取っておき、授業中は本文の横に置いておくべきである。なお、中野先生のライブ授業でも必ず読解法のプリントが1枚配布される。(全ジャンルの読解法が1枚にまとめられている)。
  • 位置付けとしては、普段中野先生の授業や参考書『現代文 読解の基礎講義』で勉強している人や、その他中野先生の講座が取れなかった人のための講座である。
    • 講習なので読解法も解答法もイチから説明する。通期の良い復習になるし、参考書のみの人も先生の考え方に直接触れることで、理解をかなり深めることができる。
    • 参考書は「評論、小説、随想の読解法をマスターする→解答法をマスターする」という構成を取るが、本講座では1問目の評論で読解法と解答法をまとめて学習する。
  • 授業の進捗は日によって異なる。初めは基礎基本の理論的な説明も多いが、次第に実戦的な講義になっていく。
    • 第1問には3大設問パターン(同義置換型・理由説明型・要旨要約型)が全て含まれており、初日のうちに評論の読解法と解答法は網羅される。かなり丁寧に講義するので、準備を万全にしていくと良い。
    • 第2問は2日目から扱う。どれほどの難問であっても、読解法と解答法を使えば必ず解けることを確認する。2日目は第3問の小説まで扱い、本文の半分くらいのところで終わる。翌日に備えて要復習!
    • 3日目は第5問の途中まで進む。4日目に扱う第6問は抽象度の高い、京大の随想問題だがここまでで学んだことを活かせば解けないことはない。

完答を狙うセンター現代文20〇〇
  • 多田先生(関東の先生)の映像講座。
  • 講座の性質上、毎年映像が取り変えられている。

★以下2つの講座は霜先生(関東の先生)の映像講座。
方針が関西の講師陣と異なるので要注意。
取るならば霜先生の参考書『現代文読解力の開発講座』の解説部分を見ておくなりして師の読解方針を確認してからにした方が良い。

生きる現代文読解(夏のリプレイ)

東大現代文
  • 『夏の東大現代文』とは全く違う。
  • 講座の性質上、毎年映像が取り変えられている。

  • 最終更新:2017-08-28 03:49:03

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