冬期講習-数学


センター対策講座(LIVE・映像)

冬のセンター数学IAIIB
  • 講義メインの講座。解説をじっくり聞きたい人はこちら。
  • 授業は「テスト60分→解説→テキスト講義」×4日間。テスト問題は易しめで、問題数も本試よりやや少ない。IAは全問必答&全問解説が基本。IIBは数列とベクトルを扱うのが基本である。
  • 小山先生で取ると、少しだけ延長する(夜の講座だと25~35分)。井辺先生で取ると、お手製の解説プリントや過去5年分のマル秘解説プリントが貰える。
  • 丁寧な実力確認はこっちで。ガンガン演習して漏れの確認&センター慣れを目指すなら下の講座で。

満点へのセンター数学IAIIB
  • テスト演習メインの講座。みんなで得点を競い合いたい人向け。
  • テストは全8回。1日の時間割は「テスト40分→回収休憩10分→解説30分」が2セットで、合間にも10分休憩がある。テスト問題は40分で終わるような形式であり、本試と少し異なる。内容は年を追う毎に易しくなっており、現在は標準~やや難がメインだが、歯応えのある問題も。
  • 授業の解説では基本的に、全ての問題に触れられるわけではない。解説はおまけ程度のものと思い、あくまでもテスト演習を目的として受講すること。授業で扱わなかった問題は配布される解答解説を役立てると良い。大抵の講師は駿台の公式解答だけでなく、お手製の解説プリントを配布する。
  • 杉山先生はお手製のプリントと簡単な板書で、五藤先生は問題用紙のコピーに書き込みを入れたプリントで、阿部先生は手書きの解説プリントで、松永先生は「みんなできてない問題はバラバラ」との考えから全速力の板書で、全部の問題を簡単にではあるが解説する。池谷先生もほぼ全て解説する。
  • 阿部先生で取ると、近年のセンター問題の一部を手書きの解説付きで配ってくれ、ポイント解説もしてくれる。池谷先生で取ると、お手製の「センター数学の極意ハンドブック」が貰え、分野毎に解法のコツなどが手書きでまとめられており非常に役立つ。
  • なお、五藤先生で朝か夜に受けると【HG】になる。

センター数学パーフェクトレクチャー
  • 小林先生(関東の先生)の映像講座。
  • IAIIB一括で行われる。毎年映像は撮り変えられている。
  • 全て講義でテスト演習はないため、数学の実力がまだ不安な人向け。典型問題の解法確認がメインで、補助教材や付属のチェックテストも併用する。


二次・私大対策講座

アドヴァンス数学~超難関大入試完答を目指す数学~
  • 東大京大などの難問攻略を目指す講座。三森先生作成。
  • 計算、論述、着想、どれもが硬質な問題で、できなくはないが歯が立たないという印象を受ける。問題数は16問(1日4問)だが、難度が高いので授業スピードは速い。
  • 各問毎に〈考え方〉やpoint、研究問題、注意に全力を注ぐ。研究問題は20問以上配られ、三森先生作成のものも多く含まれる。難し過ぎて模試でボツになったものだとか。
  • 「完答を目指す」というタイトルは三森先生が付けたものではないらしい。あくまで他の受験生と差が付きやすい問題で部分点を取るための講座らしく、「全完目指してもへまをするだけです。」とのこと。
  • 夏期の『エクストラ数学』と同じ主旨の講座なので、センターに自信があり、時間的にもかなり余裕がある人でない限りはオススメできない。

数学特講(理系・完成編)【HG】
  • テキストは米村先生作成。
  • テキストには、あえて東大、京大、阪大など所謂、超難関校の問題はほぼ掲載されていない。その代わり、東工大や東京医科歯科大学、地方国公立、早慶などから差が付く問題、汎用性が高い問題が掲載されている。
  • 内容は超上位校を目指す学生向きで非常に重たい。レベルは後期『XSk』や『ZS』以上で、大数評価だとおよそ「C***〜C****」。三森先生曰く、「どれもこれも難しい」「IAIIBは良問揃いだが、IIIは最後の方になると現実離れしてる。夏の『数学特講III』より上を目指してる」とのこと。一癖二癖ある難問揃いなので、着々と予習を進めておき、早めの期間に受けて負担を軽くすると良い。
  • 本格的なセンター対策に入る前に、漏れを埋めつつ実力をみっちり養成するのが狙い。一応全範囲を網羅しているが、全体的なテーマは受験生が苦手な論証と複素数で、やや数III寄り。また、関西の数学講座とあって結構京大を意識して作っているとのこと。
  • かなり良質な講座だが、医学部などセンターが重要な人は受ける余裕があるのかよく考えよう。なお、研究問題が20題ほど付いているが、米村先生は授業で扱う演習問題や過去問を優先するようにおっしゃっている。
  • 米村、杉山、三森先生など、人気講師の担当が多い。
    • 米村先生は夏期の『数学特講(Ⅲ)』同様、充実した要項や厳密でエレガントな解法、注意事項などを与える。他の講師よりも更に学力の要求水準が高くなるが、全分野を扱うので、得るものはとても多い。なお板書量は多く、ノート一冊を使い切るレベルである。
    • 杉山先生は夏期同様にプリント併用の授業。復習が若干面倒になるが、師の著書の『実力強化問題集』から抜粋を頂ける。
    • 三森先生は授業問題の解答と各問毎の研究問題を初日にまとめて配る。要項や(例)や〈考え方〉やpointなどを板書し、数学の根幹となる重要事項や、応用・発展が利く事柄なども説明する。なお板書量は多く、ノート一冊を使い切るレベルである。

数学IAIIBIIIの完成
  • 夏期の『数学重要β(IAIIBIII)』よりは難しい。
  • 標準問題を扱う講座だが重い問題も数題入っている。但し、考え方や解法は標準的なもので、計算量が多いくらい。
  • センター対策中のIIIのものボケ解消にもなる。私立専願の人は検討候補になるかと。

ハイレベル数学IAIIBの完成
  • 文系向け。
  • 上記講座よりもレベルは高い。

数学IAIIBの完成
  • 文系向け。


大学別講座(LIVE・映像)

東大理系数学
  • テキスト作成者は小林先生(関東の先生)。夏期と違い、映像講座はない。
  • 東大に通用する高いレベルの思考力を養うのが目標。
  • テキストの講義問題には東大の問題は一切無く、約半数がオリジナル問題。(コバタカ談)
    • 講義問題1つにつき2題付属する補充問題は、比較的最近の東大の過去問である。
  • 夏に収録されていた30年分近い過去問の解答が載っている。

東大文系数学
  • テキスト作成者は森先生(関東の先生)。
  • 夏期とは違い、映像講座は設置されていない。
  • テキストの問題は東大・京大の文系、及び一橋大の問題以外から成る。
  • 数学を得点源にしたいなら取る候補に入れても良い。

京大理系数学
  • 夏期と違い例題はなく、問題のみの構成。
  • 京大形式の演習をひたすら積みたい人向け。6題×4セットの計24題を予習し、講義で毎日大問1〜5の解説を聞く。大問6は自習扱いで、テキストに解答が載っている。
  • 大問6の別解などをプリント配布する講師もいる。冬のみ三森先生の担当がある。

京大文系数学
  • 数学が難化した年(2015年など)をやや上回るくらいの難易度のセットを扱う。
  • 京大や阪大のかなり古い過去問や実戦模試の改題という名の大幅難化が大半を占めている。
  • 1日5問4セット。かなり重たいので、センターまでにかなり余裕がない限りオススメ出来ない。

阪大理系数学
  • 1990年代つまり20年前の阪大実戦模試の問題が半数を占めている。
  • それ以外は他大学の過去問だったり入試実戦だったり。
  • 1日5問4セット、一応阪大の入試と似せるようセット毎にバランスを考え組まれてるらしい。

阪大文系数学

名大理系数学
  • 小笹先生の独壇場。
  • 名古屋校にのみ設置されている。

名大文系数学
  • 小笹先生の独壇場。
  • 名古屋校にのみ設置されている。

九大理系数学
  • 福岡校にのみ設置されている。村上先生が担当。

九大文系数学
  • 福岡校にのみ設置されている。村上先生が担当。

神戸大理系数学

神戸大文系数学

広島大理系数学
  • 広島校にのみ設置されている。八木先生が担当。

広島大文系数学
  • 広島校にのみ設置されている。八木先生が担当。

医系数学
  • 森先生(関東の先生)の映像講座。
  • 大学別講座があるなら、そちらを優先すべき。
  • 夏期の同名講座より難しい。


映像講座

難関大数学 合否を決めるIAIIB 全10題
  • 2日間講座。整数、場合の数・確率、立体図形、数列を扱う。森先生(関東の先生)担当。
  • テキストには授業問題10題と補充問題5題が載っている。問題量が少なくて負担が小さいので、割と気軽に取っても大丈夫。
  • 『III』に比べて、東大・京大等の難関大の問題がよく載っている。また、問題毎の難易度の差が気になる。
  • 森先生は字が汚く板書が見づらい点に要注意。

理系数学総合(入試数学の定石演習編)
  • 理系中上級者向けの講座。小林(隆)先生(関東の先生)担当。
  • 完答必須の問題、合否を分ける標準問題、周りと差をつける難問の3つのうち、前半2つの攻略を目標とする講座。
  • 120分5題のテストを意識して作られており、予想問題からなるため、良い腕試しができる。

入試数学の盲点完成編(予想問題の攻略演習)
  • 数学を武器にしたい理系上級者向けの講座。小林(隆)先生(関東の先生)担当。
  • 整数、図形、微積分、最大最小などの理系難問頻出テーマをマスターするのが目標。最後の日にテスト演習をやる。
  • 考えることに意義のある良問を選んでいるのが最大の特長。扱う問題はそれほど多くないため、師の真骨頂である一題を深く掘り下げるというのが遺憾なく発揮される。
  • 他講座とは違い、入試問題ではなく模試からの良問を出題する。予想問題と言う割に、毎年同じ問題を扱っている。

難関大数学 合否を決めるIII全10題
  • 2日間講座。極限、微積、2次曲線などを扱う。雲(幸)先生(関東の先生)担当。
  • テキストには授業問題10題と補充問題5題が載っている。問題量が少なくて負担が小さいため、割と気軽に取っても大丈夫。
  • 『IAIIB』に比べて、基本的な解法のチェックがメイン。但し、問題毎の難易度の差はそんなにないので、ある程度の水準にないとツラいかも。

この冬完成IIIIII/AB
  • 理系数学の全分野に渡って頻出問題の解法パターンを確認する講座。雲(幸)先生(関東の先生)担当。
  • 夏期講習のこの夏極めるシリーズの冬期講習版。分量も多すぎず、冬期としてふさわしい。
  • 映像講座であるという特徴を活かし、センター試験後に受講するのもありだろう。

  • 最終更新:2020-04-26 01:56:32

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